November 30, 2011
【速報まとめ】「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」昨年との比較 星を得た店、落とした店
前エントリと既視感あるかもしれませんが・・・
今度はいよいよ東京です。
昨日(11月29日)、ミシュラン赤本東京の2012年版が発表されました。
お約束のミシュランジャパンによる発表概要はこちら。
全店舗一覧プレスリリース、例によって日本語版は12月1日までです(こちら)。
(もうちょっと残してくれててもいいのにねぇ。)
12月1日以降にこのブログをご覧になった方はこちら(英語版)。
下の方にプレスリリース(全店舗一覧)PDFのリンクがあります。
繰り返しになりますが、プレスリリースPDFを保存しておくと便利です。
ミシュラン英語版プレスリリースサイトはブクマ推奨。
「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」の点の甘さを勘案するに、東京は甘いかなと思いましたが、そうでもなかったですねぇ。
一番のトピックスはやはりこれ。
龍吟、2つ星から3つ星へ昇格
小十の奥田さんが「5つ星シェフ」に
以前、NHKで、同じ徳島の「青柳」で修業した「小十」の奥田透さんと「龍吟」の山本征治さんをめぐるドキュメンタリー「ふたり」という伝説的?番組がありました。
あの番組では、ミシュラン東京で「小十」の奥田さんが3つ星を取り、「龍吟」の山本さんが2つ星だったにもかかわらず、奥田さんが、
「神様は、ぼくに山本さんのような才能をくださらなかった」
と言って涙を流す印象的なシーンがあったのだけど、今回、小十は2号店「銀座 奥田」も2つ星に入れて、5つ星シェフに。
「かんだ」の神田さんもそうだけど、青柳を出た彼らのこの快挙は目をひきます。
17軒しかない東京の3つ星に、「青柳」出身者3人ですよ。
今うかがっても、奥田さん、やはり、同じことをおっしゃるでしょうか・・・。
(いまさら)大御所に1つ星
いわずとしれた、「北島亭」と「コート・ドール」。
ここも含めて何軒か、東京には、「当然星がついてしかるべきなのに、星がついてない」お店があります。
この2軒はその話の時に必ず挙がる2軒。
1つ星か…という気はしなくもないし、遅きに失した気もしなくもない。
それ以外のお店は相変わらず載ってない。この2軒との差違はどこ?
ちなみに、読売の記事によると、この2軒、店内写真は載っていないらしいです。
イタリアンとスパニッシュが2つ星から消えた
今回、東京で新しく2つ星になった店は9軒(新規5店、昇格4店)。
2つ星新規(5店)
エディション・コウジ・シモムラ
カーエム
銀座 奥田
虎白
モランボン
2つ星昇格(4店)
一凜
傅
一二三庵
ベージュ・アラン・デュカス
東京の2つ星52軒の内訳は、フランス料理10軒、韓国料理(新規)1軒以外の41軒はすべて日本料理(ふぐ・寿司・天ぷら含む。2つ星にうなぎ店は無い)。日本なんだから当たり前かもしれないけれど、日本料理への偏重といってもいいようなバランスではあります。
東京の日本料理って、そんなに評価されている?
ちなみに、今回、2つ星からイタリアン2軒、スパニッシュ1軒が1つ星に降格になりました。
イタリアンはアルジェントASOとリストランテASOの2軒。スパニッシュはサンパウ。
中華料理も1軒降格したので、中華料理の2つ星は富麗華1軒を残すのみになりました。
新しく韓国料理(モランボン)が1軒ランクインしたとはいえ、ミシュランはイタリアンには厳しいなという印象を改めてもつ結果となりました。
東京にイタリアンとスパニッシュは1つ星しかない…と思うとちょっと悄然としないでもない。
関西にはモダスパ3つ星も誕生しちゃったのになぁ…
昨年の鎌倉が、湘南一帯に調査地域を広げて掲載
2011鎌倉 1つ星10軒
2012湘南(鎌倉含む)3つ星1軒、2つ星2軒、1つ星26軒
昨年1つ星「円」が2つ星に昇格、1軒が姿を消しています。
エルルカン・ビスが新しく入ってました。
(以下、雑感)
エディション・コウジ・シモムラの2つ星復活
一昨年まで2つ星だったにもかかわらず、昨年なぜか星無しという結果になって、
「なぜいきなり星がなくなったか」
という理由がまことしやかに流れたものでした。
どれも結局噂の域を出ず、今年ふたをあけてみたら2つ星。謎です。
新店の1つ星について
東京の新しい1つ星は合計34軒。
今年は1つ星合計179軒(昨年比+5軒)なので、2割弱の店舗が入れ替わった計算になります。
(2つ星昇格4軒、星を失った店は約28店。)
注目はやはり、「リューズ」、「レフェルヴェソンス」、「スリオラ」、「エクイリブリオ」あたりでしょうか。
エクイリブリオ以外の3軒はどれも開店してすぐ行きましたが、新店なのに、どれもとても安定している印象を受けました。
おめでとうございます!
「ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012」発売概要
【 タイトル 】 ミシュランガイド東京・横浜・湘南2012(日本語版、英語版)
【 発売日 】 2011年12月2日(金)※一部地域、店舗により発売日が異なります
【 価 格 】 日本語版 定価2,400円+税、(税込2,520円)
【 発 行 】 日本ミシュランタイヤ株式会社
※ 英語版は、全国主要洋書取扱書店でお求めいただけます。
参考税込店頭価格 2,520円
October 19, 2011
【速報まとめ】「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」昨年との比較 星を得た店、落とした店
本日(正確には昨日)、
「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」発表になりました。
以下、保存版リンク集です。
ミシュランジャパンによる発表概要はこちら。
店舗一覧PDFは上記にリンクがあるのですが、日本語版は何と10月20日までとのこと。
って明日じゃないですか。
なんでそんなに早く引き上げるんでしょうね・・・
>「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」の掲載店一覧は、2011年10月20日までミシュランWEBサイトのニュースリリースのコーナーに掲載している当リリース内からご覧いただけます。
日本語版見落とした方は、英語版サイト↓
(ここブクマお薦めです。ミシュランガイドが発表されるたびに、ここに全店舗一覧のPDFが載ります。
PDFを各国版持っていると便利。Dropboxにでも入れて、スマホで携帯しておくとちょっとした調べ物「あの店星取ってたっけ?」に使えます)
ミシュラン社(英語版)のプレスリリース(ブクマ推奨)
http://www.michelin.com/corporate/EN/news/products
今回の2012大阪の英語版店舗一覧PDFはこちら。
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ところで、今年の関西版のトピックスは、
新しい地域として奈良が加わったこと。
奈良にうまいものなしは定説のようですが、それでも、3☆1軒、2☆3軒、1☆21軒の計25軒が入りました。
ジャンル別に集計してみました。
日本料理……14
そば…………3
串揚げ………2
フレンチ……2
新日本料理…1
寿司…………1
イタリアン……1
鉄板焼………1
事前の情報通り、日本料理が多いですね。
京都・大阪・奈良の、星の増減(主に2~3☆)は以下の通りです。
3つ☆
京都
三つ星は変わらず。
大阪
三つ星に2軒昇格。
弧柳(日本料理)
フジヤ 1935(フュージョン)
神戸
三つ星は変わらず。
2つ☆で新規(昇格ではなく)
京都
安久 (日本料理)
大阪
喜太八 (ふぐ)
多古安 (ふぐ)
神戸
紀茂登 (日本料理)
☆を落とした店
これ、集計して店名も出してみたのですが、一人でやった手計算にて、間違えていたら大変。☆がなくなったお店と思ったら、単なる店名変更だったりしたので。やはり個別の店名は挙げられないです(><)
軒数だけ挙げると、
2☆→1☆
京都 1軒
1☆→0☆
京都 5軒
大阪 3軒
神戸 3軒
今回、全店舗数300軒(3☆15軒、2☆61軒、1☆224軒)のうち、☆を減らした店舗は合計12軒。5%程度ということになります。
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(以下、雑感)
富雄(Akordu)が来なかった。
_| ̄|○
マジで落としたんなら節穴ですよ。
川島シェフはがっかりされているかもしれないけど、まあ、お陰様で、今後(最低1年は)静かな環境で静謐な料理が頂けることになりました。
あとは、Fujiya1935が3つ☆ですよ!!
藤原シェフおめでとうございます!!
神戸のカ・セントとともに、モダン・スパニッシュが3つ☆を得ました。
「ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012」発売概要
【 タイトル 】 ミシュランガイド京都・大阪・神戸・奈良2012(日本語版、英語版)
【 発売日 】 2011年10月21日(金)※一部地域、店舗により発売日が異なります
【 価 格 】 日本語版 定価2,400円+税、(税込2,520円)
【 発 行 】 日本ミシュランタイヤ株式会社
※ 英語版は、全国主要洋書取扱書店でお求めいただけます。 参考税込店頭価格 2,520円
October 12, 2011
バルセロナからバレンシアへ(A long way to Quique Dacosta)
バルセロナで止まってました珍道中、続きです。
今回の大きな目的の一つは、DeniaのQuique Dacosta(旧名El Poblet)に行くことでした。
日本からバルセロナにまず入ったので、そこからデニアに移動する必要がありました。
そもそも、航空券を予約した時点では、どのレストランから回るかは未定です。(3月の時点では、どのレストランの予約がどこに入るかわからない)
なので、とりあえず、出発直前になってだいたいのルートが決まってから、ここからデニアまで、どうやって行くかを考えることになりました。
ビバ泥縄。
デニアから最も近い空港はValenciaかAlicante。
バルセロナからは近すぎて直行便がありません。
マヨルカ島経由でフライト2時間とか、イビサ島経由で3時間とか、安くて(1万円未満)ありますがね・・・
う~ん。
基本的にあまり混まないから遠回りしても安い路線だけど、行って美味しいものを食べられるわけでなし。
飛行機でかかる時間があまり変わらないならば、遠回りだけどマドリッド経由という手もあります。
でも、今回はこれも非効率。
なら、陸路か。
1、車を借りる
2、renfe(スペイン国鉄)
3、バスに乗る
車・・・は免許がないから×。
スペインはバスが安くて、路線も多くて便利なのですが、やはり乗っていて楽な電車にしました。
所要時間は、高速列車でざっと3~4時間です。価格は25~50ユーロ程度。
renfeのチケットのweb予約方法と買い方
1.renfeホームページCompra de billetesで、出発地と目的地を入れて、時刻と料金を検索します。(HPはこちら)。
2.2等車が「Turista」。1等車が「Preferente」。
日付、時刻で大幅に安いプロモーション価格のようなものもあります。事前に買えればけっこうお得です。
(両者の違いはシートくらいかな…でも料金は1等と2等で10~20ユーロしか違いませんので、1等でゆったりした空間を買うのも手です。)
3.希望の時刻と料金を確認したら、氏名、電話番号、住所・・・等々入力する箇所があります。
面倒なので、IDを作って、ログインしてから上記作業をすると、何度も氏名や住所を入力する手間が省けます。
(スペイン語不安な方は、ブラウザを2つ立ち上げておいて、翻訳サイトをあけっぱなしにして作業するのをおすすめします。意味の分からないスペイン語は契約の途中で突然出てくるものです)
4.ここからクレジットカード番号を入力したら買える(はず)なのですが、いろいろ掲示板等で調べてみると、クレカ番号を入れるとはねられる、買えなかったという書き込み多数。
どうも、日本発行のクレカだとダメなんだとか、カードの種類を買えたらできたとかいろいろ書かれていますが、renfeのチケット、webで買えないことが多々あります。(ALSAバスでも同じような経験有)
そんな場合は仕方がないので現地で。
長距離列車は基本的に機械で買えないので、きっぷ売り場に並ぶ必要があります。
それなりにブースは多いのですが、お客も多く、けっこう待たされます。
今回はバレンシアに移動する前日に買いに行きましたが、30分弱待ちました。
Barcelona Sants駅は、銀行のように整理券を取る方法なので、椅子に座って待てるし、これでも比較的良心的な方です。
今回は切符を事前に買っていたので、着いてすぐホームへ…は向かえませんでした。
長距離線はけっこう厳重で、発車15分くらい前からホーム入口で係員による改札があるのです。
列車の切符を持っていないと乗車ホームに行けない仕組み。
一斉に乗り込みます。
バレンシア経由、アリカンテ行きのAlaris。
海岸線をひたすら南下します。
けっこうな速度で飛ばします。

車内の食堂車両。コーヒーと、スナック程度。

Sagunt(サグント)通過。丘の上に何かある。。。
要塞?のようなものが。
あとでわかったのですが、実はここ、相当に歴史のある街でして、
(以下Wikiより引用)
古代ローマ時期にはサグントゥム(ラテン語:Saguntum)と呼ばれていた。
サグントゥムは、カルタゴのハンニバルによるこのサグントゥムへの攻撃によって第二次ポエニ戦争が始まったことで一般に知られ、サグントゥムはローマ側に組した。ハンニバル軍に結果として降伏したものの、数ヶ月に渡って抵抗した。
*****
ポエニ戦争(|| ゚Д゚)
紀元前200年の話ですよ。
途中からこんな感じ。
これ、全部オレンジ畑!
バレンシアに近づいてきました。
バレンシア駅到着。
風格のあるターミナル駅です。
このあと、この列車はUターンして本線に戻り、アリカンテへ向かいます。
ALACANTとあるのは、アリカンテのバレンシア語。
チケット売り場。ステンドグラスもあって、美しい~
所狭しと天井絵が描き込まれています。
この日からしばらく、バレンシア駅から徒歩5分の、旧市街にあるサンパなホテルに投宿。
1泊7000円以下くらい…いい街だ。
建物がどこもかしこも装飾が美しい。(写真はバレンシア銀行)
美しいというか・・・
どっちかというと、過剰ですねw
街中が、パリの街並みを2割くらいデコラティブにしたような感じです。
装飾にも限度ってものはあるのかもしれない。
でも、街にごみが落ちておらず、建物はみんなこんな感じで、美しい街です。
(市中のメルカド(スーパーマーケット)が、品物の陳列がとにかくきっちり並べられていてびっくり。ヨーロッパであんなにきれいなメルカド初めて見ました。市民がみんなきれい好きなんだろうか?)
翌日はDeniaへ向かいます。
つづく。