ラマダン中のイスラム圏、その中でも比較的厳格に戒律を守るイランを旅行するのは初めてで、実際に日中にどれくらい「食べられない」のかは心配でした。
事前に調べると「唾は飲み込んでも良い」(ダメだったらどうするんだろう?)とか、「飲食店はみな閉店」とかいう記事ばかり。汗をかいても水分摂れないなんてどうしよう。

こんなものを日本から持って行きました。☟

カロリーメイト(重宝しました。他にソイジョイとか。チョコレートコーティング系は避けた方が無難。溶けます)
キャンディ類(「小梅」のようなクエン酸補給系)
食塩(少量をラップに包んでハンドバッグの中に)
その他機内やラウンジで配られたお菓子類
スポーツドリンクの粉末も考えたのですが、そもそも水に溶いて加工するには外では厳しいと考えたのは正解でした。
初めてフリーズドライおにぎりを買おうと成田で探したのですが、見つからず。
日本食が恋しくて、、、なんて、もう流行らないんでしょうかね?

今回、イスラム圏として主にUAE(ドバイ)とイラン(テヘランほか数都市)に行ったのですが、こんな感じでした。
UAE
ホテルのレストラン○
ホテルのインルームダイニング○(ホテルにもよるでしょうが)
飲食店△

イラン
ホテルのレストラン○
飲食店 ほぼ×

ドバイは外国人が多いので、このへんは比較的寛容でした。
ただし飲食店はほとんど日没後からの営業のようで、モールのカフェなども見た限りでは昼間はひっそり。
バージュ・アル・アラブのランチやアフタヌーンティはやってました。やっているところが少ないからか、行った日もアフタヌーンティは隣のレストランにお客を入れるほどの混雑ぶり。
お値段7000円オーバーなのでちょっとためらうところかも。

イランで、保守的といわれる巡礼地ゴム(Qom)のホテルでも、普通に朝食が10時までやっていたほか、ホテルの朝食は行ったところは(イスファハンやトゥデシクの民宿など)どこも営業していました。
イランは飲食店の軒数がそもそも少なく、8月の日没が20時くらいなので、夜の営業開始をその時刻くらいに遅らせるお店もありました。一方で、普通に18時からの営業のお店も。

それから、イラン航空の国内線で機内食が出ました(驚)

45分程度のお昼のフライト。他国でも、この程度の距離であれば飲み物とお菓子だけのことも多いですが、ジュースとハンバーガーとお水も出てちゃんとした一食でした。
私はすぐ頂きましたが、他の人も、普通に召し上がるかたもけっこういました(明らかに現地のかたで衣装もすっぽりアバヤの人など。そもそも外国人旅行者は皆無に近かった)。
2012-08-21 00:14:35 写真1


イスラムの戒律に厳格なイランにおいても、日中はほんとに全く食べられないかというと、ある部分では弾力的に運用している印象でした。送迎のドライバー氏が途中で水と缶ジュースを買って道中飲んでいたりとか(笑)
ただし、外で食べる手段は通常は無いので、旅行中は、朝を遅くするとか、何か食べるものを買っておく(人目につかない場所で食べるために)必要はありそうです。

余談
ラマダン中の、日没前のイランの方々は心なしかみんな嬉しそうに見えました。
お弁当のようなものをいそいそと買って行く人や、ピクニック籠を持つ人々など。。。ちょっと微笑ましい光景でした。