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いま、フランクフルト空港でパリ行きの乗継便を待っています。

今回そもそも、JL5053便(AF275便)11:55発パリ行き直行便を予約していました。A380での運航です。

時間ぎりぎりに成田のエールフランス(AF)カウンターに行くと、エコノミーにもビジネスにも、なぜか長い行列が…

「お客様、今日のパリ便は明日発に変更になりました。
手続きをしますので、この列に並んでいただけますか」

うそでしょ!!!
明日発!?


飛ばない理由は何かとか聞いてる暇はありません。
明日出発なんかにされたら、今後の旅程が全部崩れちゃうじゃん!!

これから欧州に戻る人なら、1日くらいの遅延は大したことないでしょうが、これから欧州に行く人間にとってはたまったものではありません。

旅の師匠に電話し、アドバイスをもらいました。
(師匠、毎度お助けくださりありがとうございます)

今から欧州に出発する便のどれかに、振り替えを大至急頼むように。
今回の私の場合は、交渉するのは列に並ぶAFではなくJLの方だと。

JALのパリ行きは、これより前に出るんじゃなかったっけ?
しかも、それに乗るにもターミナルが違う!
パリ便に乗れなかったらどうする?
振替便の候補なんて考えたこともなかったから焦る。
その時点で10:45。
乗れる便はもたもたしている間になくなる。
自分にとっての最適解は、こういう場合、漠然と「何とかしてよ!」ではなく(航空会社の一番やりやすい解決方法を提示されるので)、自分で具体的な乗継候補を考えてから相手に交渉しないとだめなんですね。勉強になりました。

JL405 11:10 NRT-CDG
JL401 11:45 NRT-LHR
JL407 12:15 NRT-FRA
JL5055 21:55 NRT-CDG

大至急、JLの発着する第2ターミナルに移動です。

タクシーに乗ろうとしたら断られ(東京のタクシーは千葉市内を走れない)、仕方なく連絡バスへ。
でも、そこにJL5053便の名簿を持ったJAL地上職員がお客さんを連れて乗ってきました。

助かった!

職員が持つ乗客名簿のなかに、私の名前もあったようで、名乗ると該当客だとすぐ通じました。
そのお客さんは、私と同じJL5053便の手続きの列にずっと並んでいたそうで、そのJALの地上職員は、1ビルまで出張ってきて、AF便にJL便として乗る、そのお客さんや私のような客をピックアップしていたそうです。さすが日系メンテ手厚い。

この時点でJL403(パリ便)に乗るにはすでに時間切れ。
そのお客さんはJL401(ロンドン便)に乗ることになったようでした。
私もロンドン便に振り替えてもらえるのかな。もしや新機材(現時点では欧州行きではロンドン線のみ)にタナボタで乗れる!と喜んだのもつかの間、彼女は私を振り返り、

「お客様、申し訳ないのですが、ロンドン線は埋まってしまいましたので、フランクフルト線に乗っていただけないでしょうか」

ぬか喜び……

しかも席がないのでダウングレード……………

…>_<…

「申し訳ありません、アップグレードにご使用頂いたマイルはお戻しします」

いやそうじゃないのよ。。。
アップグレードしないんだったら、ずっと安いサブクラスの航空券が買えたのよ。。。
何のためにたっかい航空券買(略)

まあ、パリ到着が予定の3時間程度の遅れで済んで、十分取り戻せる範囲内なので、良かったことにしよう。
乗れて良かった。

それにしても、ターミナルが違ってもちゃんと共同運航便に乗る客をピックアップに来るとは、日系ありがたいなと思いました。

エールフランス便での予約だったら、間違いなく最良でも21:55発のナイトフライトだったね。
それだと、翌朝のパリからの乗り継ぎ便には間に合わないところでした(オルリー朝7:10発)。

せめて今夜、パリでうまい深夜メシにありつけますように。

つづく。